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看板道では、意外に知られていない看板・サインについての効果・目的・テクニックなどをなるべく分かりやすく説明します。このHPを見て看板を作られた方は是非写真をご紹介させてください。
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ここでは道2 コミュニケーションを踏まえどのように情報を提供すれば
注目され興味をもたれるのか考えてみましょう。


サインとテクニック

現在では与えられたわずかなスペースで情報を表現・告知しなくてはなりません。
わずかなスペースで最大限効果を上げる方法を考えましょう。

1.発見・注目されやすいこと
  a 設置位置に適したサイズ
  b 文字や図などの視認性の向上
  c コントラストを考慮した色彩計画
  d 十分な余白の確保
  e 見る人に合わせたサイズ(歩いてる人・自転車に乗っている人・車に乗っている人)

2.瞬時に理解できる内容であること
  a 情報量の軽減
  b 情報のグループ分け
  c 適度な図や画像の挿入

※要は見る人がイメージしやすいかどうかが重要です。

3.管理されていること

4.情報の内容に一貫性があること

5.周辺環境と共存していること

6.さらに、文字の大きさ・太さ・道路幅・照度・心理的条件なども関わります。

以上が求められます。



1−eを検討してみたいと思います。

視野は通常、人間の静視野(目を動かさないで見れる範囲)は、耳側100度、鼻側60度、定法60度、下方70度の範囲ですから、両眼となると左右には200度の範囲が見えていることになります。

この200度まで見渡せる範囲のうち赤とか黄色、青色など 色まで確実に確認 出来るのは左右それぞれ35度位まで、合計70度だけです。色彩まで確実に判断できるのは70度位迄でその外側は白と黒にしか見えません。

また、注視していますと視野は上下左右30度程度20度以下と言われることもあります。また、注視しているところから視覚が僅か5度ずれただけで、視力1.0が0.3位まで落ちたりもします。

このように人間の視野は広いようで実はかなり狭いのです。限られたスペースであるとはいえ、この狭い視野の中(上下左右20度以内)に看板を設置するのことが重要です。


※動体視野について
止まっていて動いてるものを見る、動きながらものを見る。これらの視野を 動体視野と言います。

例えば時速40キロくらいで走っている車に乗っていたとします。すると動体視野は、静視野の200度からもう半分の100度に変化してます。

時速100キロでは片側20度 合わせて40度しか見えません。つまり、紙を丸めて筒の中から見てるような状態です。当然注視点は遠くを見ないと運転出来ません。近くがまったく見えなくなります。



次に看板を見ている時間を検討したいと思います。


歩行者(時速4km)が10m先から看板を見つけたとしてとして約9秒間

自転車(時速15km)が15m先から看板を見つけたとして約3.5秒間

自動車(時速50km)が20m先から看板を見つけたとして約1.4秒間

計算ではこのようになりますが、看板を見続けながら歩くわけでもありませんので実際にはもっと短い時間であると考えられます。



次に2−a・b・cを検討してみたいと思います。

瞬時にみてどれが見やすいと思いますか。
文字の羅列のみや画像が入ったもの、画像と文字の複合など。






おそらく下段右側だと思います。

右下は2−b・cを意識してデザインしました。

詳しくは道3.看板の配色・デザインで



以上のことから看板のデザインは瞬時的確情報を伝えるレイアウトを求められます。また、視野に入り込む位置や大きさであることが重要です。



ウェブマスターの独り言
最近、近くにスープカレー屋さんができました。内装も看板も洒落た感じでキレイな店舗です。

今まで食べたことは無かったのですが、実際食べてみると大変美味しくナンにパスタに五穀米?と付けあわせを全て頼んで食べてみました。

ところが何度か前を通ってお店の中を見るとお客さんが入ってない・・・
味は美味しいし、店舗の前の人通りは多いし必ずお客さんが入るようになるだろうと思ってたのに。

原因は内装だと思いました。前面が全面ガラスで中が丸見え。食べているところも飲んでいるところも外の歩道から全身丸見えです。歩道を歩いている人と目が合います。

それでは落ち着いて食べれないですよね。看板は良く見えた方がいいですが、食べている人は見えないようにした方が良いかもしれませんね。


参考文献

ぎょうせい・・・屋外広告の知識全日本屋外広告業団体連合会
  ※13年ぶり全面改訂!さすがに読み応えあります!目からウロコです。

社団法人日本サインデザイン協会・・・サインデザインハンドブック
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